MIKE’S PODCAST 37 : どのくらいのペースで?
MIKE’S PODCAST 37 : どのくらいのペースで?
2010/07/09
Mikeより:この頃友だちとウチの裏庭でよく探検ゴッコをするんだ。探検ゴッコのこと、ルーシーにも話して、いっしょにやろうって誘ってみようかな。
ポイント:
*副詞 “often” の意味を強調しない一般的な使い方:一般動詞の前におく。助動詞や be動詞がある場合は、その後におく。
*「どのくらいのペースで?」と頻度を尋ねる表現 “How often?”
often 「しょっちゅう」「よく」「頻繁に」
頻度が高いことを表す副詞。
explore 「探検する」「(未知の世界を) 切り開く」
このエピソードでは、子どもたちが「探検ゴッコをする」という意味で使っている。
our 「ウチの」「私たちの」「ボクたちの」
代名詞 “we” の所有格。ただし、この文の主語である “we” は「ボクたち = 友だちとマイク」であるのに対し、この “our” は「ボクんちの」という意味で同じ人々を指すわけではない。代名詞の内容は話の状況から判断できるが、内容をいちいちはっきりさせるほど重要でないことが多い。
backyard 「裏庭」
芝生などを植えてある裏庭が多いが、薮や林につながっているようなものもある。アメリカの家は周囲を塀で囲まないのが一般的である。
these days 「最近」「この頃」
How often? 「(しょっちゅうって)どのくらいのペースで?」
頻度を尋ねている。“How often do you explore your backyard?” と尋ねたいところだが、マイクのセリフを受けての質問なので “How often?” だけで十分である。このように話の前後関係から内容が理解できる場合は主語や動詞を省略して尋ねることが多い。
「どのくらい?」と距離を尋ねたければ “How far?” 個数や人数を尋ねたければ “How many?” と聞く。
また、“how + 形容詞” のパターンで「どのくらい~?」と形容詞の程度を尋ねることもできる。
Ex. How small? 「どのくらい小さいの?」
How complicated? 「どのくらい複雑なの?」
almost 「(完全とは言えないけど)あともう少し」「ほとんど」
後続の形容詞や副詞をやわらげる働きをする。ここでも後ろの “every” をやわらげて “Almost every day.”「毎日とは言えないけど、ほぼ毎日と言っていいくらい」と言っている。
“Almost.” と単独で使って「おしい!」と相手を励ますのに使う例が MIKE'S PODCAST 6 にあるので復習しよう!
『続・子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 13 Short Dialogs 第1話 より