MIKE’S PODCAST 22 : いい子にしなきゃ! やさしくしてね!
MIKE’S PODCAST 22 : いい子にしなきゃ! やさしくしてね!
2010/03/26
Mikeより:ほめられたら、そのあとワニさんの目まで磨いてみたくなっちゃった。 ちょっとやりすぎたかなぁ~。
ポイント:
*「~してもよい」という許可を表し、話し言葉として使う助動詞 “can”
*命令文 "Be + 形容詞” 「~して(あげてね)」「~してあげなさい」
・maybe「(もしかして)〜したら、どうかな」「……してもいいかなぁ」「……したりなんかして」
ここでは、マイクがふざける前に、自分の口調をやわらげるのに使っている。このようにあとに続く言葉の口調を和らげようとして、文頭を “Maybe ... ” で始めることがある。特に、何かを提案したり依頼したりする前に “Maybe ... ” という言葉で始めると、提案や依頼するときの口調をやわらげ、相手に押しつけがましい感じを与えないようにする効果が出て、その結果、気遣いを示すことができる。
(例文1)Maybe you should take a bus. 「バスを利用したらどうでしょう?」(やんわりとしたアドバイス)
(例文2)Maybe another time. 「また、今度ね」(誘いを遠回しに断るときの表現)
can 「……してもよい」
brush 「(歯を)磨く」「ブラシを動かす」「ブラシをかける」
his 「この子の」「あの人(の)」「彼の」
like this 「このように」「こんなふうに」
No, you shouldn't. 「ダメッ、ダメよ」
nice 「行儀のよい」「優しい」「親切な」という形容詞
“be動詞+形容詞” のパターンの命令文は、be動詞を原形にして “Be nice.” 「いい子にしてね」のようする。
to him 「ワニさんに」「彼に」
この人称代名詞も擬人法。この “to” は方向性を示す前置詞で、ここでは「人に(対して)」という意味で使っている。人称代名詞を前置詞の目的語として使うときは目的格にして “to me” “to you” “to him” “to her” “to them” のようにする。これらの人称代名詞の目的格の発音には弱形と強形があるが、特に強調しないかぎり弱形で発音する。
Be nice to him. 「ワニさんにやさしくしてあげてね」
“nice” を強くゆっくりめに、他の単語はさっと通り過ぎるよう 言うのがコツ。“nice” 以外の単語にはそれぞれ弱形と強形があるが、ここではどれも弱形で発音する。
『続・子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 20 Short Dialogs 第4話 より