MIKE’S PODCAST 57 : この子、のどが渇いているみたい…
MIKE’S PODCAST 57 : この子、のどが渇いているみたい…
2010/11/27
Mikeより:子ネコちゃん、どうしちゃったんだろ? あ、水がないんだ。パパに汲んで来てもらおう。
ポイント:
*依頼の表現として使う “Can I ~ ?”「~してもいい?」
*依頼の表現として使う命令文「…して」
*「~のように見える」という意味の “seem + 形容詞” のパターン
・Dad, ... 「パパ」
・Can I have some water for her? 「子ネコに水をちょうだい」
「子ネコのために水をもらってもいい?」という、もともとは許可の表現。その表現を「子ネコに水をやって」とマイクがパパにお願いするのに使っている。
疑問文の形の中で “some” を使うのは、相手が肯定的な返事をくれることを期待しているからで、パパが水をくんで来てくれることを当然のこととして期待する気持ちが、この “some” という言葉にこめられている。
・Give me the bowl. 「ボウルをこっちに渡して」
動詞で始まる命令文を依頼の表現として使った文。
命令文を使って目の前にいる人に「~して(ください)」と依頼する表現は MIKE'S PODCAST 11 で説明してあるので、そちらを参照のこと。
・Just a second. 「ちょっと待って」
・She seems thirsty. 「この子、のどが渇いているみたい」
「~のように見える」という意味の “seem + 形容詞” のパターンを使った文。
人称代名詞 “she” は、子ネコを「この子」と呼ぶ擬人法。
“seem” という動詞のあとの “s” は三人称単数現在(三単現)の “s” で、これについては MIKE'S PODCAST 18 で説明してあるので、そちらを参照のこと。
・rush 「急がせる」「かりたてる」
・Don't rush me so. 「そう、せかさないで」
動詞で始まる命令文の前に “Don't” をつけると「~しないで」という否定の命令文になる。
否定の命令文については、be動詞の否定の命令文の例が MIKE'S PODCAST 27 にある。
『子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 11 Short Dialogs 第3話 より