16. Episode 1: In an Airplane (1)
2010/12/26
状況:いよいよアメリカに飛びたつぞと身の引き締まる思いで、タケシは飛行機に乗り込んだ。前の人に続いてゆっくりと通路を進みながら、自分の席をさがすが……。
ポイント:
*話し言葉の文法と書き言葉の文法は違う!
*主語、動詞のある文を常に話すとは限らない。
*尋ねるときにいつも疑問文の形にするわけでもない。
語句とルールの説明:
「すみません」という意味の “Excuse me.” は下降調のイントネーション。
•My ticket says ... 「私のチケットには……と書いてあります」
•Uh, ... 「えー」「そのう」など、ためらいを表す音。
•Let me check mine. 「チケットを確認させてください」
“Let me + (原形動詞)” 「(私に) 〜させてください」のパターン
•be supposed to ~ 「〜するものと思われている」「〜することになっている」
•aisle 「通路」
•Sorry about that. 「あ、ごめんなさい」
“that” はひとつ手前の行為を指す代名詞。この男性のように他人の席に座ってしまったり、あるいは他人の足を踏んだり、明らかに自分の側が悪い場合、謝る気持ちを即座に伝えよう。
•That's all right. 「かまいません」
“Sorry about that.” と謝られたときに「かまいません。どうぞ、気にしないでください」という気持ちを表す表現。同様の気持ちを表す表現として、他に “That's okay.” “Don't worry about it.” “No problem.” “I don't mind.” などの表現を使うこともある。
•By the way, ... 「ところで、……」
•I think I'll need a blanket later. 「後ほど毛布を使いたいんですが…」
人によっては “I think I'll be needing a blanket later.” と言う。動詞には動作を表す動詞と状態を表す動詞があり、“need” のように状態を表す動詞は進行形にしないのが原則であるが、話すときには状態を表す動詞でも進行形にすることがある。この場合、意味の違いはないものと思われる。
•Anything else? 「他に何か(必要な物、ありますか)?」
•No thanks. 「結構です」
•I'm good. 「大丈夫です」「順調です」「問題ありません」
•Okay, I'll be back with your blanket. 「では、毛布をお持ちします」
“I'll be back.” は、「ここにまた戻ってきます」という意味でよく使う表現。
M & H より:
「タケシの留学」を iBooks対応の電子書籍にして、DL-MARKET で販売を始めました。今回のビデオは、その電子書籍「タケシの留学」Part 1 に含まれるものです。
新しくなった「タケシの留学」のビデオは、いかがでしたか? 今後は電子書籍として新しいエピソードを制作していく予定です。
*電子書籍の取り組みについて(このサイトで電子書籍の無料版がダウンロードできます)
また、iBooks 以外のアプリに対応した「タケシの留学」や DL-MARKET 以外での販売も現在、計画が進行中です。新しい企画をお知らせするために、このポッドキャストも不定期ですが、更新していく予定です。