TAKESHI’S PODCAST 3 : Going through Immigration
2009/11/07
状況:飛行機が目的地に到着し、タケシはこれから入国審査を受ける。
ポイント:
*丁重に依頼するときの表現“May I ...?”
*物を手渡すときの表現“Here you are.”
*未来進行形“will + be + ~ing”を使った丁寧な表現
May I ...? 「~してもよろしいでしょうか」本来は許可を求める表現で、ここでは丁重に依頼するのに使っている。“Can I ...?”という表現も許可を求めたり依頼したりするのに使う。また、“Can I ...?”より“May I ...?”の方が改まった感じがするので、話す機会があまりない相手に対しては、“May I ...?”を使うことが多い。
Sure. 「ええ、(もちろん)結構です」快く承諾するときの表現。断るときは、“I'm sorry, but ...” “I'm afraid you can't ...” “I'd rather you don't ...”などの表現で始めて、その後に断る理由を述べる。依頼されたときに“Certainly not.” “Of course not.”と返事すると「とんでもない」と拒絶することになる。
Here you are. 「どうぞ」人に物やお金を手渡すときには黙って差し出すのではなく、言葉を添えるようにしよう。最低限“Here.”だけでも言う方がよい。
What's the purpose of your visit? 「ご訪問の目的は?」タケシの目的は留学なので“Studying ....”と答えているが、観光の場合は“Sightseeing.”
Where will you be staying? 「どちらにご滞在でしょうか」未来進行形の“will”は意思を表さないので“will + be + ~ing”は、丁寧な表現として使うことが多い。“be going to ~”を使った表現“Where are you going to stay?”は「どこに泊まるつもりですか」と意思を尋ねて相手への興味を示したり、「いったい、どこに泊まるつもりなのか」という意思のはっきりしない相手へのいらだちを示したりするときに使う。入国審査官がそういう表現を使わないのは言うまでもない。この問いに対して、街のホテルに泊まる場合は“At a downtown hotel.”と答える。
Okay, put your left index finger here ... 「では、左手の人差し指をここに置いて...」このセリフ以降は指紋採取と顔写真撮影の場面。2004年9月30日以降、アメリカへ入国する際は、入国審査で指紋を採取されと顔写真を撮影されることになっている。
制作者より:飛行機の中での客室乗務員のセリフ同様、入国審査官の尋ねる質問もだいたい決まっているので、慣れさえすれば応答は難しくありません。タケシの応答のしかたを覚えるだけでなく、入国審査官の使っている丁寧な表現も学び、他の場面で活用したいものです。それでは、また次回に!
TAKESHI’S PODCAST 2 のビデオ配信は 2010/04/16 をもって終了しました。
このエピソードは、動画入り電子書籍「タケシの留学」Part 1 の Episode 2 として使われています。