MIKE’S PODCAST 127 : パンを焼いたことってある?
MIKE’S PODCAST 127 : パンを焼いたことってある?
2012/06/02
Mikeより:ルーシーは、パン屋のおばちゃんに憧れてるみたいだけど…
ポイント:
*現在完了形の疑問文 "Have + 主語 + 過去分詞...?" もしくは "Has + 主語 + 過去分詞...?" の パターン
*相手の経験を問う現在完了形の疑問文 "Have you ever + 過去分詞" 「これまでに…したことがありますか?」のパターン
*規則(変化)動詞 "bake" 〈原形〉bake 〈過去形〉baked 〈過去分詞〉baked
*自分の「~したい」気持ちを相手にストレートに伝える “I want to + 原形動詞” の パターン
・my 「私の」「僕の」
人称代名詞 "I" の 所有格
人称代名詞の所有格については MIKE'S PODCAST 11 の M & H より を 参照のこと。
・auntie 「おばちゃん」
"aunt" 「おば」の 愛称 で、主に話し言葉として使う。
・baker 「パン屋」「パン職人」「(パンやケーキなどを)焼く人」
・My auntie is a baker. 「うちのおばちゃんって、パン屋さんなの」
・I want to be a baker, too. 「私もパン屋さんになりたいわ」
自分の「~したい」気持ちを相手にストレートに伝える “I want to + 原形動詞” の パターン
このエピソードのルーシーのように自分の夢を語りたいときは “I want to + 原形動詞” の パターンを使うが、自分の要求を主張し、その結果が他人にも及ぶような場合に、この表現を使うと幼稚でわがままに聞こえる。たとえば、仕事の会議日程や時間調整を相手に頼むとき “I want to reschedule today’s meeting.”「今日のミーティングを変更したい」と言うと少々高飛車な態度になる。
丁重に頼みたい場合は "I'd like to reschedule today's meeting." という表現を使い、その上に変更の理由を添えたり、相手の都合を尋ねたりすると、さらに丁重な態度を示すことができる。
・ever 「これまでに」「かつて」
疑問文や否定文の中で "ever" を 使うと「これまでに」とか「かつて」という意味になるが、肯定文の中で使うと別の意味になる。また、否定文の中で "ever" を 使う頻度はあまり高くないので、まずは疑問文の中で「これまでに」とか「かつて」という意味で使ってある例文を覚えるようにしよう!
・bake 「(オーブンで)焼く」
規則(変化)動詞
"-e" で 終わる規則(変化)動詞は、最後に "-d" を つけると過去形、過去分詞になる。
・bread 「パン」
"bread" は、数えられる名詞としても数えられない名詞としても扱われる名詞であるが、通常は数えられない名詞として扱われることが多く、このエピソードでも数えられない名詞として使われている。
(例文1)They sell various kinds of breads. 「いろんな種類のパンを売っています」
このようにパンの種類が複数ある場合に、まれに数えられる名詞として扱われ、複数形になることがある。
なお、「数えられる名詞としても数えられない名詞としても扱われる名詞」については 「マイクの友だちと家族」エピソード15の M & H より を 参照のこと。
・Have you ever baked bread? 「これまでにパンを焼いたことってある?」
相手の経験を問う現在完了形の疑問文 "Have you ever + 過去分詞" 「これまでに…したことがありますか?」のパターン
・No, I haven’t. 「ううん、ないわ」「いいえ、ありません」
現在完了形の疑問文 "Have you ever + 過去分詞" の パターンで経験があるかどうかを問われて、経験がないときの典型的な答え方。経験がある場合の答え方は "Yes, I have." 「はい、あります」
・cookie 「クッキー」
数えられる名詞
〈複数形〉cookies
・before 「今までに」「以前に」
現在完了形の文中で使われる "before" は「今までに」とか「以前に」という意味で、その現在完了形は経験を表す。
・But I’ve baked cookies before. 「でも、クッキーを以前、焼いたことがあるわ」
『続・子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 15 Short Dialogs 第1話 より