MIKE’S PODCAST 119 : ティッシュを取ってくれない?
MIKE’S PODCAST 119 : ティッシュを取ってくれない?
2012/04/06
Mikeより:ママは何かしてって言うし、パパは小言を言うし…。もうヤダ! ボクにはボクのやりたいことがあるんだもん。
ポイント:
*ストレートに依頼するときの表現 “Can you + 原形動詞?" 「~してくれない?」「~してくれる?」の パターン
*驚きやいらだちの気持ちを表す否定疑問文 "Can't you + 原形動詞?"「~できないの?」「~できないのか? そんなはずないだろう」の パターン
・get + 人 + 物「(人に物を)取ってくる」「持って[連れて]くる」「買ってあげる」
(例文1)I'll get you some water. 「水を持ってきてあげよう」
(例文2)Get me the police! 「警察を呼んでくれ」
(例文3)Will you get me a new pair of sneakers? 「新しいスニーカーを買ってくれない?」
・Kleenex 「ティッシュ(ペーパー)」
・Can you get me some Kleenex? 「ティッシュを(何枚か)取ってくれない?」
ストレートに依頼するときの表現 “Can you + 原形動詞?" 「~してくれない?」「~してくれる?」の パターン
“Can you + 原形動詞 ?” のパターンは「~してくれますか」と頼むときによく使う。また、このパターンの最後に “please” をつけて “Can you + 原形動詞, please?” のように使うことも多い。
ただし、“please” をつけてもつけなくても、“Can you + 原形動詞 ?” は ストレートに依頼するときの表現で、年上の者が年下の者に頼むとき、あるいは親しい友だちに頼むときなどによく使う。MIKE'S PODCAST 28 では、キャシー先生がマイクに「その箱を取ってくれない」と 頼むのに、このパターンを使っている。
通常、大人が他人に依頼するときは “Can you + 原形動詞 ?” よりも “Would you + 原形動詞 ?" のパターンを使うことが多い。
(例文)Would you do me a favor? 「お願いしたいことがあるんですが…」
・I don’t think I can. 「できないよ」「できるとは思えないよ」
誘われたり依頼されたりして、断らなければならない状況や心境を率直に表現するの に “I don’t think I can.” と言う。この表現だけですませて理由を述べないと、やりたくない気持ちをぶつける感じになることがあるので、理由をつけるようにしよう。理由を説明することで「本来ならば断りたくないけれども.....」という気持ちや「断らなければならない状況を相手に理解してもらおう」とする姿勢が伝わる。
また、依頼された仕事を断らなければならないような状況では、“I’m sorry, but I can’t.”「申しありませんが、できない状況で......」と言ってから、理由を述べて断る。 その方が “I don’t think I can.” と言って断るよりも丁重な姿勢を示すことができる。
・Can’t you do that later? 「それ、後にできないのか?」「後回しにできないのか?」
いらだちの気持ちを表す否定疑問文 "Can't you + 原形動詞?"「~できないの?」「~できないのか? そんなはずないだろう」の パターン
・favorite 「お気に入りの」「大好きな」
・program 「番組」
・No. This is my favorite program! 「イヤだよ。これは大好きな番組なんだから」
M & H より:
"Kleenex" ように、ある会社の商標が同種の製品の呼び名として使われるようになった例は他にも色々とあります。たとえば、プラスチック製保存容器の総称 “Tupperware” 「タッパー(ウェア)」や、救急用絆創膏の総称 “Band-Aid” 「バンドエイド」などは世界の多くの国で使われています。また、アメリカでは「綿棒」のことを “Q-tips” と呼んでいますが、これも商標名を同種の製品の呼び名に使う例です。
『続・子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 1 Short Dialogs 第3話、第4話より