MIKE’S PODCAST 105 : いったい何ごと? どうしたの?
MIKE’S PODCAST 105 : いったい何ごと? どうしたの?
2011/12/02
Mikeより:大変だぁ... 子ネコにかぶせた紙袋がとれなくなっちゃった。ママ~、助けて~!
ポイント:
*話し言葉でよく使う依頼の表現 “Can you ~ ?”「~してくれますか?」「~してもらえませんか?」の パターン
*驚きや困惑をストレートに表現して聞き返すときの表現 “What?” 「何だって?」「何?」「もう一度言ってごらんなさい」
*能力を表す助動詞 “can” の否定 “can't” 「~できない」
*不規則(変化)動詞 “put”
(原形)put (過去形)put (原形も過去形も同じ形)
・Can you help her? 「子ネコを助けてくれる?」「この子を助けてよ」
話し言葉でよく使う依頼の表現 “Can you ~ ?”「~してくれますか?」「~してもらえませんか?」を 使った文
子ネコをを女の子に喩え、 “her” 「この子」という人称代名詞の目的格で指す擬人法を使っている。
・What? 「何ですって?」「何?」「もう一度言ってごらんなさい」
驚きをストレートに表現して聞き返すときの表現
ここでは「この子を助けて」と突然、助けを求められたママが驚いて、このように聞き返している。
家族や親しい友だちなどには、このように驚きをストレートに出して聞き返すことが多いが、仕事の場面や改まった場面で “What?” 「何だって?」と聞き返すとぞんざいな感じを与えてしまうので、気をつけよう!
丁寧に聞き返すときの表現は、上昇調のイントネーションで
・take off ~ / take ~ off 「~を脱ぐ」「~をはずす」「~を取る」
・bag 「袋」「カバン」
「バッグ」という外来語は「カバン」として馴染み深い言葉であるが、英語の “bag” は、カバンだけではなく、袋状のものすべてを指す。
日常、よく使う「(一枚の)紙袋」は “a paper bag”、「(一枚の)ビニール袋」は “a plastic bag” と 呼ばれることも覚えておこう!
・She can’t take off the bag. 「子ネコが袋をはずせないんだ」
ここでも擬人法が使われていて、人称代名詞の主格 “she” は子ネコを指している。
子ネコにかぶせた袋を指して限定しているので、定冠詞 “the” をつけて “the bag” と言っている。
・go on 「(事が)進行する」「進む」(進行形 “be going on” の形で)「起こっている」
・What’s going on? 「いったい何が起こっているの?」「いったい何ごと?」
・put ~ on ... 「~を…の上に置く」「~を…にかぶせる」
・We put the paper bag on her. 「子ネコに紙袋をかぶせたんだ」
状況から、この文の “put” は過去形であることがわかる。
ここでも子ネコにかぶせた紙袋を指して限定しているので、定冠詞 “the” をつけて “the paper bag” と言っている。
・poor 「かわいそうな」「気の毒な」
・kitty 「子ネコ」「ニャンコ」「子ネコちゃん」
子ネコの愛称
・Oh, poor kitty! 「まあ、かわいそうな子ネコちゃん!」
『子どもに教える大人が初歩から学ぶ英語』 Lesson 20 Short Dialogs 第2話より